ご挨拶と感謝の気持ちを込めて
このたび、寿泉会を退職することとなりました。フィリピンからEPA介護福祉士候補生として来日し、気づけば12年半が経ちました。今回の決断は私にとってとても大きく、感情が入り混じるものです。最近、結婚をし、夫のいる韓国で新たな生活を始めることとなりました。
まず初めに、利用者の皆様、そして共に働いてきた仲間たち、上司の方々に心から感謝申し上げます。
利用者の皆様へ
完璧ではない私に、たくさんのことを教えてくださり、本当にありがとうございました。中には接するのが難しい方もいましたが、その経験を通じて私は「忍耐」「思いやり」「優しさ」の大切さを学びました。皆様との日々は、私にとって宝物です。健康、時間、家族、そして人とのつながりの尊さを、深く実感しました。介護を通して、人生の限られた時間をどう生きるかを考えるようになりました。
同僚の皆様へ
日本語がうまく話せなくても、いつも温かく接してくださりありがとうございました。皆さんの存在が、私の人生に大きな影響を与えてくれました。故・稲葉圭治理事長がおっしゃっていたように、「すべての出会いに感謝」です。皆さん一人一人との出会いに、心から感謝しています。
フィリピン人の同僚の皆さんへ
皆さんの夢がすべて叶いますように。そして、心身ともに健康であり続けてほしいと願っています。介護の仕事は大変ですが、皆で支え合いながら頑張ってください。
日本という国は本当に美しく、私にとって第二の故郷です。朝倉の田舎の雰囲気や美味しい食べ物が恋しくなると思います。またいつか、皆さんに会いに戻ってきたいと思っています。
最後に、寿泉会のさらなる発展と、地域社会への貢献という基本理念のもと、今後も多くの人々の力となることを心より願っています。遠くからではありますが、いつも皆様のことを思い、応援しています。
どうもありがとうございました。
-マリッサより