先日、ラ・パスの階段下で、何やらこっそりと話し合いがなされていました。

ちょっと耳をそばだててみると、どうやら食事に関するもののよう。

「このとろみ剤を使うと・・・」「規定量でどうだろう・・・」「食味はどうかな・・・」

ひそひそとなされていたこの会は、嚥下(えんげ・飲み込み)に関する研究会でメンバーは厨房の管理栄養士2名とリハビリ部の言語聴覚士1名。とろみ剤に関する説明書を片手に、使い方の研究がされていました。

言語聴覚士というとどんな仕事をされるのか分からないかもしれませんが、実はしゃべる事、コミュニケーションをとることのほかに、飲み込むことなど、口からのどにかけての専門家なんです。飲み込みのしやすさ、おいしさ損ねない使い方を研究していたわけですね。とろみのほか、濃厚流動食や胃ろうに関する勉強もしていましたよ!

ラ・パスでは利用者様に少しでも快適に、楽しく暮らしていただけるよう、日々いろんな研究がされています。